宿曜占星術

宿曜占星術について

宿曜占星術は、宿曜経とも呼ばれています。

 

この占いの発祥の地はインド。

 

正確な時期は定かではありませんが、今から約3000年ほど前に知恵の菩薩として知られる文殊菩薩が28宿を基に暦を作り「宿曜経」に表したとされています。

 

3000年ってつまり、紀元前の話しですね。

 

始めはインドで暦として生まれ、その後インド密教占星術に取り込まれてゆき、仏教を学びに中国からインドに渡った「不空三蔵」という僧が中国に持ち帰り、弟子に書物としてまとめさせた経典の題名が「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」と名づけられ、中国宿曜道として発展しました。

 

あまりにも長い名前なので後ろの3文字をとって「宿曜経」と呼ぶのが一般的です。

 

宿曜占星術を日本に伝え広めたのは、弘法大師こと「空海」。

 

空海は日常の生活・行動に積極的に宿曜占星術を取り入れ、彼の弟子達にも教えました。

 

当時の政治の判断基準として重宝されていた『陰陽道』と人気を二分する程で、『宿曜道』と呼ばれることもあり、社会的地位を確立していました。

 

宿曜占星術は、個人の性格・能力・社会性、その他に人間関係・対人関係の相性、日々の運勢の鑑を得意とする占いです。

 

一説には、かの有名な織田信長も敵対する武将との相性を占い、戦いに赴いたという話も有るほど。

 

信長がそんな事を気にするのかぁってちょっと親近感が湧くエピソードですよね。

 

しかし、あまりにも良く当たると、徳川幕府は宿曜占星術を封印してしまったのです。

 

当たらなくてもいずれ消えただろうに、「当たり過ぎる」とそれはそれで封印されると言うのだから、人間と占いの関係って複雑です。

 

時が経ち、江戸時代に封印された宿曜占星術は、明治以降に再び見直され、近年改めて注目を浴び始めています。

 

人間関係に悩んでいる方は試してみる事をお勧めします。